10年後
今、出張で名古屋にいます。
東京と名古屋の営業を兼務しており、新規開拓のためにアポがとれたので、夜行バスに揺られながら7:00に到着し、カフェにこもって本を読んだり普段できない時間を過ごしています。
先ほど、読破し終わったのですが、
この本を読み返していました。
10年前の20歳の頃、世の中はSNSブームでmixiが日本で流行り、その2~3年後にはTwitterやFacebookが一般の人たちが多く使っていた時代でした。
当時、TwitterやFacebookでより身近に著名人とつながれた気がして、フォローをしてはリアルタイムでウォッチできることに感動を覚えていました。
そんな中で読んでいた本であり、何か自分を奮い立たせたい時に読み返していた本で、当時リクルートで働いていた時は「サイバーエージェント」という会社に入りたい。と常に思っていたのですが、応募要項が大卒以上というハードルがあり、あっけなく落とされていたことが記憶に残っています。(大学中退なので)
ありがたいことに、この10年はいろんなことを体験させていただきました。
藤田晋さんに比べるとそんなスケールのでかい話ではないですが、リクルート時代は医療ページ活性化のために医療プロジェクトをやらせていただいたり、次の職場ではメディアの立ち上げをやらせていただいたり、今の職場では同じくメディアの立ち上げ、マネジメント職の経験、名古屋出張営業など多くのことを任せていただけています。
その経験の中で、当然責任のあることを任されていき、かつ経験したことのない領域をこなしていくため、「なんでこうなるんだろう」「俺、全然だめじゃん」と悩み、葛藤をし、最近では「俺、今なんのためにコレしてるんだっけ?」と分からなくなってきていました。
そんな中、何かを見つけようと本屋に行き、眺めていた時に「そういえばこの本、昔よく読んでたな。10年経って久しぶりに読んでみると違ったものを感じられるかもしれない」と思い、購入し、先ほど読破しました。(前置き長い)
結論、なにか自分の中でこの10年もがいてきた中で、忘れていたものを取り返した気がします。
そもそも東京に行こうと思った理由、最終的に自分がやりたいことは「自分の会社を作り、自らのやりたい事業を展開していき、スケールアップして世の中に新しいものを提供すること」だったはず。
どこかで、今の環境や自分がいろいろと任されていく中で満足してしまっていたのかもしれません。
目の前の目標をこなし、最悪目標を達成しなくても一定額のお金が給与として入ってくる。それも自分の年齢や学歴からすると十分すぎるほどの金額をもらっているかもしれません。
人には、その時、その時に応じた環境がやってくるのかもしれません。
ちょうど2020年に区切りをつけられる出来事がやってきます。
おそらく広告業界はオリンピックバブルがはじけた後で閑散としているかもしれません。
でも、その年に俺は2020年に「自らの会社を立ち上げよう」とこの本を読んで気持ちを新たにしました。
自分の会社を立ち上げ、自分のやれることで事業をスケールし、世の中を変えていく。
あと2年。
次のステップに向けて、今やらなければいけないことを逆算し、とりあえずは今日の名古屋営業で新規の開拓をなんとか頑張っていこうと思っています。