世の中は企画であふれている
東京の雪がやばいです。
これでもかっていうくらい、やばいですがこんな日は少しワクワクして、外に出てしまうものです。
最近、電車に乗っていて、中吊り広告などを観察している。(前からですが)
その中で、申し訳ないのですが「なんでこういう風になったんだろう」という広告も中にはあります。
たとえば、この広告はすごく好きなんですけど、個人的には。
英語の個人指導の広告でなんかよく分からん弥生時代の人を中心に変わったキャラクターがワイワイしています。
正直注目はするけど、なんでこんなに合格が多いのかもわからないし、ただ記憶には残るけどという不思議な広告です。(そういった意味では正解なのかもしれないけれど)
でも、おそらくこのクリエイティブになるまでにはこんなやり取りがあったはず。
※おそらく。
広告主「なんか記憶に残る広告作ってきて」
代理店「はい、わかりました。」
・・・数日後
広告主「こんなんインパクトないじゃん、やりなおし」
代理店「かしこまりました」
・・・数日後
広告主「全然だめ」
代理店「早急に代案だします。(もうわかんねぇよ)」
・・・数日後
代理店「こちらなどインパクトに残るかと」
広告主「最高だよ、やるね!めっちゃいいよ!」
・・・数時間後
広告主「これ、絶対いけると思うんすよ!決裁ください」
広告主の上司「はいよ」
という感じで、企画とかキャスティングとか予算とかいろいろ話し合ったうえで、できており、さらに何線のどこに広告出稿するなども打ち合わせをして、いろんな人が動いた上で、この”変な広告”は出来上がってる。(いい意味で)
いろんなものが、こういった形で人、予算、企画などを介して出来上がり、世の中に発信されていく。
なんかそうやって想像すると、ちょっとした電車の乗っている時間も楽しい時間に生まれ変わるんだと最近は思う。
そして、それを忘れたらだめなんだなと思った今日この頃。